COLUMN コラム・症例集

予防歯科

歯ブラシって何を選べばいいの?悩んでいる方々へ

今どのような歯ブラシを使っていますか?

みなさんは毎日歯磨きをしていますか?厚生労働省の調査で歯磨きの習慣のある人の割合は約94%というデータもあり、歯磨きは私たちの毎日の当たり前の習慣になっています。

歯磨きの目的は、歯の表面についたプラーク(歯垢)と言われるムシ歯菌や歯周病菌などの細菌のかたまりを歯ブラシなどの道具を使用し、こすり落とすことです。このプラーク(歯垢)には1mgに1億個以上の細菌が存在しており、ムシ歯や歯周病の原因になります。このプラーク(歯垢)は歯の色と同じ白色または黄白色をしていて目で確認しづらく、粘着性もあり、歯の表面に強固に付着しています。また、見えない部分をきれいにしなければならない難しさもあります。そして、やみくもにごしごし強くこすって落とすことが正解でないときもあります。

このように実は奥が深い歯磨きですが、その主役である歯ブラシはみなさんどのように選んでいますか?歯ブラシを買いに行くと、店頭にはたくさんの歯ブラシが並んでいます。例えば、毛の硬さや歯ブラシの大きさ、パッケージ、値段、なんとなく…、など購入基準はいろいろだと思います。中には家族の方が買ってくるなど、自分で選ばないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?どんな歯ブラシが自分に合っているのかわからないという悩みもよく聞きます。もしかしたら毎日歯磨きを頑張っているのにムシ歯ができやすい、歯ぐきからの出血が気になるなどお口の中の不調を感じている方もいるかもしれません。

お口の中の環境は人それぞれ違います。そして、その環境は変化していきます。自分の現在のお口に合った歯ブラシを選び、適切な磨き方を自分自身で見つけることはなかなか難しいと思いませんか?そんな時に頼っていただきたいのが、お口のケアの専門家であるわたしたち歯科衛生士です。歯ブラシの特徴を知り、実際にお口の中の状態を見て、使う方の歯磨きスキルを踏まえながら、適した歯磨きの方法を考えて、どんな歯ブラシがいいのかどんな磨き方がいいのかお伝えしていくことで、一緒にお口の健康を守っていきたいと思っています。

毎日の歯磨きをまず「歯ブラシをどう選んでいくか」ということから見直してみませんか?

コラム・症例集に戻る

CONTACT
お問い合わせ

とも歯科クリニックへのご相談などは
お気軽に以下のフォームから
お問い合わせくださいませ。